2003年の秋、新しい20ドル札が発行された。1998年に、にせ札をふせぐために、新しい20ドル札が発行されて、にせ札の数がへったが、またにせ札が出始めたので、もっと新しい技術を使って、新しい20ドル札を発行することにしたのである。
新しい20ドル札の特徴は次のような点である。黒と緑のほかに、はじめてピンクと青、黄色が使われている。1998年のしへいと同じように、ジャクソン大統領の顔は真ん中ではなく、少し左の方に印刷されている。大統領の顔のはしには、非常に小さい字で『アメリカ合衆国』と印刷されている。右下の『20』という数字は、真上から見ると緑で、ななめから見ると黒に見えるように、特別のインクが使われている。
アメリカ政府は2005年までに、50ドルと100ドルでも同じようなしへいを発行することにしている。