ウィリアムズ: 中本さん、鈴木さんの結婚式に行きますか?
中本: ええ、来月の十日ですよね。ウィリアムズさんは日本の結婚式は、はじめてですか?
ウィリアムズ: はい、はじめてですから、とても楽しみにしています。それで、プレゼントに何をあげたらいいか、いろいろ考えているんですけど、いいアイディアが思いつきません。日本はギフト・レジストリーがないから、ふべんですね。中本さんだったら、何がほしいですか?
中本: 日本では、結婚式のおいわいは、たいていお金なので、キャッシュをあげたらいいでしょう。
ウィリアムズ: えっ、お金ですか? お金にリボンをかけてあげるんですか?
中本: いいえ、「のしぶくろ」というきれいなふくろに入れて、あげるんです。
ウィリアムズ: いくらぐらいあげたらいいんでしょうか。
中本: そうですねえ。最近、友だちには二万円から三万円ぐらいあげるそうですけど。
ウィリアムズ: そんなにたくさんですか! 大変!
中本: でも、披露宴では、ごうかなディナーが出ます。それに披露宴の後、鈴木さんからおかえしのプレゼントをくれますよ。一万円ぐらいのプレゼントのはずです。
ウィリアムズ: そうなんですか。
中本: 結婚式のおいわいには、お金より心のこもったプレゼントをあげたいと思う外国人もたくさんいるようですけど、結婚したカップルはお金がたくさん必要でしょうから、私はいいアイディアだと思っています。
ウィリアムズ: そうですね、私もそう思います。私が結婚したら、中本さん、その時もよろしくおねがいしますね!
中本: はいはい(笑)
| 
Decorative strings on noshi-bukuro |