L22b3 reading comprehension-hungry


We are reading the following passage sentence by sentence.

 ワシントンに住んでいる日本人のゆりさんのご主人はアメリカ人だ。ゆりさんのご主人は、もう10年以上ゆりさんと結婚しているけれど、家で英語を使うから、日本語で言えるのは、「おなかがすいた」だけだそうだ。

 ある時、ゆりさんとご主人は、日本に行くので、日本のひこうきにのった。映画がおわって、ほかの人が寝はじめた時、ゆりさんのご主人は、スチュワーデスをよんだ 。スチュワーデスがやって来て、「はい、何でしょうか」と言った。すると、ご主人は、「おなかがすいた!」と日本語で言った。

 スチュワーデスは、「おなかがすいた?」とびっくりした顔でご主人の顔を見たが、すぐ「かしこまりました 」とていねいに言って、食べ物を持って来てくれた。でも、ゆりさんは、「おなかがすいた?」と言った時のスチュワーデスの顔が、今でも忘れられないそうだ。



[This story was written by Yuri Sho.]

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