「ちょっといい話」
一才五か月のむすこと 近くのこうえんで あそんでいた時、三才ぐらいの男の子がベンチにすわって、チョコレートを食べていました。私のむすこがその子が食べているのをずっと見ていたら、その子は、食べていたチョコレートをむすこの方に出しました。私の家では子どもはチョコレートを食べないから、私は「ありがとう。でもあなたが食べてね」と言いました。
となりにいたお母さんがその子に「小さいから、まだ食べないのよ。」と言ったら、その子は、「じゃあ、大きくなるまで、ぼくが持っていてあげる」と言って、ズボンのポケットにそのチョコレートを入れました。それを見て、そのお母さんは、わらって、「それがいいね」と言ったのです。
私は、このお母さんと男の子を見て、私もおなじように、子どもをそだてたいと思いました。 |

Picture by Wakana Kikuchi |